睡眠について
今日は【睡眠】について少しお話をしましょう
「最近よく眠れない」「寝ているのにスッキリしない」と感じていても
自分の睡眠状態が分からない方がいらっしゃいます。
一般的には7時間~9時間が理想的と言われています。
但し、これは個人差があり年齢や生活環境によって、理想の睡眠時間は変わります。
【睡眠】は生きていく上ではとても重要です。
睡眠時間が短いと「食欲を抑制するホルモン=レプチン」が減少し、
「食欲が増すホルモン=グレリン」が増えるといわれています。
【レプチン】とは脳の満腹中枢に「お腹がいっぱい」という事を伝える働きがあり、
【グレリン】は「お腹がすいた」と感じさせます。
普段はこの2つのホルモンがバランスよく作用しているのですが、
<睡眠不足>になると【レプチン】が作用しにくくなり、
【グレリン】の作用が強くなります。
夜更かしをするとお菓子やラーメンを食べたくなるのは、【グレリン】の影響なのです。
また人間のからだは、夜になると日中の「活動モード」から「休息モード」に変わるため
昼間より消費エネルギー量が減ってしまいます。
そのため夜に食べたものは【脂肪】となって体に蓄積されやすくなります。
夕飯は就寝3時間前までに食べ終わるのが理想と言われていますね。
※ちなみに揚げ物は消化するまで3~4時間かかるそうです(+_+)
人それぞれ睡眠時間は異なりますが、翌日に強い眠気に襲われない程度が丁度いいようです。
まずは、就寝前は照明を落とし、起床時には上げるなど光のコントロールを整えたり
少しでも眠りやすい環境で心と体がリラックスできるように工夫してみましょう。